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[015]
Seasonal products


わたしたちのプロダクトはシーズンごとの新しいスタイルの提案とは違い、【経年変化を経ても、長く愛用されるニットウェア】を目指して、糸から開発し、試作を重ね作り上げたものだ。
多くのワークウェアがそうであるように、ブラッシュアップを重ねて継続し、研究開発を続けることで、完成度の高いスタンダートと呼ばれるアイテムが生まれていく。
そうした制作方法を目指し、春夏秋冬問わず多くの素材、アイテムを継続していきたいと考えている。
前回SS用に開発した素材や製品はシーズンレスに、長い時期着られるアイテムだと気に入っていたので、秋時期にも着られるようブラッシュアップ、継続して今回も展開している
独特のドライなタッチや調湿性など優れた特性を持つ和紙素材と、ウールやコットンなどそれぞれの特性を生かしながら開発した糸を使って制作した2素材のニットウェア。
製品染めで奥行のある色に仕上げたカウチンセーターは、防寒用のアウター代わりになるYak/Lambsの同型とまた違った用途で、長い時期活躍する。
もう一素材は和紙×英式梳毛ウールの強撚糸を手横機で編んだシリーズ前回SSではオーセンティックなボーダーのマリンセーターを展開したが、今回はその代わりに新作として製品染めのカラー展開を生かしたワイドピッチのボーダーセーターを展開している。
今回初めて商品を見る方にとっては説明が足りないので、素材の詳細については是非ウェブサイトのproduction notes<№007~010>を参照願いたい。
ニットウェアに加えて、ジャージー素材も継続で展開している。
とある軍物のアイテムをベースに、古い機械を探して作ってもらったスムース編みのボーダー素材だ。製品染めなので、時期によってカラーを変えて展開することが可能で、秋と春の2回、時期に合わせたカラーと型で展開することにした。
この素材についてもproduction notesに詳細は記載している。
デニムやスウェットシャツ、軍パンなど多くのワークウェアと同じように、シーズンレスで利便性も高く、長い時期に愛用できる「Utility Knitwear」。
どうか末長く、頼れる相棒として、愛用されますように。